今、思えば大変恥ずかしく、とても失礼だったと深く反省した思い出がある。
アイスのようだがレバーパテ!
悪気はなかったとは思うけど、何でも許されるというか、世間知らずというやつか、人の話を平気で遮って、違う話をしたり、人の話を横取りしてしまったりしていた。
私は自分では、それに早めに気づけたと思っていますが、そう思っているだけで勘違いかも。
若いうちは気にならなかったけれども、年を取っていくうちに、話をする周りの人たちも大人になっていくので、調子に乗って、そんな話し方をしていると、なんだか変な空気になってしまう事を感じるようになってきて、聞く方にまわるよう心掛けられるようにしていきました。
さらに年を取ってきてから最近、感じるのが、おばちゃん同士の話し合いって、凄いですね。話がころっころ飛ぶし変わるし、結末はわからないしで、割り込む隙も無いから、遮って突っ込んでいかないと話が出来ない。気を使ってタイミングを窺っていたら、何も伝えられない感じがしちゃう。
いつもではないし、みんながみんなそうではないですが、そんな時に改めて人の話はちゃんと聞こうと思う。話をちゃんと聞くということは、相手の話したい事や間を察するってやつですよね。
自分が言いたいことを言いたいだけ言って、相手の話も取っちゃって、気持ちよくなっちゃっている人は気づいていないのかな?それをウンウンと聞くのが好きな人もいるとは思うが。逆に聞き手ばっかりも、気まずいのか。相性とか人数とかマッチングによりですかね。
ちょっと話はズレますけど、人の話をちゃんと聞くという前に、ちゃんと考えようとも思う。
私の母なんですが、よくしゃべり大変、楽しい人なのですが、お調子者といいますか、思慮が浅いといいますか、思い込みで情報を流す時がありまして、この前なんかは、近所に大きな建物が立ち始めたのを見て、「ショッピングモールが出来るんだって」と言っていたんです。
それで私は他の人に「どんなショッピングモールが出来るのかね?」と聞いたら、「えっ、物流センターだよ。」と、ちゃんと物流センターが出来上がりました。
それで母に「誰がショッピングモールが出来るって聞いたの?」といったら「誰だろうね?」だって。思いこんじゃうのかな。こんな事よくあります。
子どもの時には大人ってちゃんとしているように思えていたのに、自分が大人になってみると、あんまり大人になって感じないし、まあまあ適度に適当なのだと知ってしまったような。ということで、話もそこそこに聞いておけば、だいたい大丈夫かなと。